未分類
プラント近代化アライアンススキームのご提案
プラント近代化アライアンススキーム
新規設備投資促進による負のスパイラルからの脱却
日本の製造業は急速に方向感を失っています。生産コストの低減を主たる理由として国内生産から海外生産へのシフトが進みましたが、国内の産業の空洞化や新規技術のインキュベーターとしての日本の製造業の位置付けも薄れていくという大きなディメリットを背負っています。
この現状を打破し、負のスパイラルからの脱却を図るため、新しい提言を行い、それを推進するグループを結成して新規ビジネスの創出とそれによる製造業のダイナミズムの復活を目指したいと思います。
目標を見失わないために、この活動を推進するにあたり最初に次の前提条件を提示しておきたいと思います。
(1) 新しい技術創出による日本のアイデンティティの再確認と競争力の向上、かつ国内産業の空洞化を防ぐために、国内での新規投資意欲を喚起する活動であること
(2) 一方で、既に国内での投資意欲が減退し、また投資体力も低下している製造業の現状を踏まえ、既存設備を維持しながら効率よくオペレーションしていくという保全の効率化も併せて推進すること
(2)に関しては既存設備の「延命化」なども含まれ、一見(1)と相反する活動も含まれているように誤解されやすい面がありますが、決してそうではありません。製造業の現状を考えたとき、現実的に両方を同時に進めることが重要で、(1)を推進するグループと(2)を推進するグループが協調してそれぞれの役割を一つの大きなコンセプトの中に展開していくことが求められます。そのためには全体をよく見渡せて、各参加者の利害関係を調整することができる、ニュートラルな立場のコーディネーターは必須です。そこで「高度計装アライアンス」の集大成ともいえるこのスキームを弊社は積極的にまとめていきたいと思っています。
具体的な取り組み内容としては、各アライアンスメンバーが提供できる製品や技術を有機的にかつ最大限活用させていただいて次の課題に重点を置いて推進していきたいと思います。
① より安全なプラントへの転換(安全化計装の推進)
② 競争力のある製品を効率よく生産できるプラントへの転換(プラント制御最適化等)
③ 技術伝承を可能にするプラントマネジメントの実現(新しい管理ツールの導入)
④ アセット管理の最適化の推進(プラントアセットマネジメントの高度化推進および普及活動)
⑤ 予知保全によるメンテナンスの最適化の推進(診断技術やデジタル通信技術の導入によるCBMの推進)
⑥ 老朽化したプラントユニットのパッケージ化推進(高度化した延命化)
⑦ その他活動を通じてニーズの高まった新技術の導入
本取り組みに賛同下さり、積極的に関わって下さるメンバー会社様には
a) プロジェクト毎に参加の打診
b) メンバー間で共有すべき情報の提供
c) 技術資料の公開(秘密保持契約等に基づく弊社での適切な管理が前提)
d) メンバーの交流会等のコミュニケーション機会の提供
e) 技術専門誌等での活動のPR
などを通じ、最大限のビジネスチャンスをご提供いたします。
積極的なご参加をお待ちしております。
A concept of ”Alliance Formations for Advanced Instrumentation Solutions” and its logo
It is a pity that we cannot say that the highly advanced instrumentation technologies have been best performing their existing potential. Each company or group works hard to promote them but necessary collaborations each other are not sufficient. To cope with this problem, to promote the business and to make technologies coming into wide use through the products or services, the structure of ”Alliance Formations for Advanced Instrumentation Solutions” was created. To the members of this group the secretariat will give the registration paper with the logo of this concept, expecting the members to positively support this activity and also to be recipient of the merits from the activities. The red sphere in the middle of the logo will give the imagination of precious stone “garnet” which symbolizes the unity. Together with the mesh around the stone, the logo shows the strong unity among group members.
「高度計装アライアンスグループ」の意義とロゴマーク
プラントにおける高度な計装技術は、持てるポテンシャルをフルに発揮しているとは言えません。企業や団体の個々の努力はあっても、横の連携は十分ではありません。こうした状況を打破し、製品やサービスを通じたビジネスの推進と技術の普及を目的とした連携のため設立されたのが「高度計装アライアンスグループ」の仕組みです。 このアライアンスの参加者には、活動を積極的にサポートしていただく意識の共有化と、それによる恩恵の享受者であるということを証明するため、事務局より「高度計装アライアンスグループ」のロゴマークが付された登録証が交付されます。中央の赤い球は結束を象徴する宝石のガーネットをイメージし、それを取り囲んでいるメッシュと共にグループメンバー間の強い絆を象徴しています。
高度計装アライアンスグループメンバー スマートエンジニアリング社との業務提携を開始
スマートエンジニアリング社は、住友化学エンジニアリング株式会社の計装設計業務を中心に、幅広いエンジニアリング業務を展開する総合エンジニアリング企業です。
DCSやPLCのソフトウェア設計や各種アプリケーションの基本設計、詳細設計、メンテナンス計画など、プラントの計画段階からアセットマネジメントまで、プラント計画、オペレーションのあらゆるフェーズで持てる力を最大限発揮します。
プラント設計における計装関連エンジニアリング業務のパートでは、大手総合計装メーカーのアウトソーシング的な役割も期待されます。日本でもその数まだ4,500に満たない企業しか導入していない情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS: Information Security Management System)の基準であるISO27001の認証事業所として、情報資産のリスク(紛失、漏洩、改ざんなど)の管理に最大限の注意を払いながら、合理的な価格で最適化されたソリューションを提供しています。
アプリケーション別ではパッケージプラントとしての冷凍機、圧縮機、小型ボイラ、水処理プラントの計装関連業務、特にDCSとこれらユニット機器とのシームレスな接続をPROFIBUS PAやCCリンクなどのネットワークを通じて行うことも実現しています。さらに中小の会社のDCSの延命化、シーケンサのリプレース業務など、ニッチな領域の業務も、その小回りの良さで得意とする分野です。
これらは高度計装アライアンスグループの他社との連携を通じて同社の技術がより高度なレベルで発揮されるよう計画されます。
難しいアプリケーションや高度計装システム構築には、是非同社のエンジニアリング業務を検討ください。
スマートエンジニアリング社のHPは
ベトナムの日本語学校と提携しました。ベトナムでの事業展開ならお任せください。
ベトナムで4校の日本語学校(現在5校目の開業準備中)を運営する現地企業「日本名:清河(きよかわ)ビジネス株式会社」と提携しました。
この学校では年間数百名の気概溢れるベトナムの若者に対し、現地で日本語の基礎教育を行い、基準に達した学生をその後日本に送り、企業での研修または留学を通じて、将来ベトナムに進出する日本企業の幹部候補として通用する人材を育成しています。
また清河ビジネス株式会社では日本語学校運営の成功をベースに、あらゆるビジネスへの多角化展開を計画しています。
現地語や英語のできる弊社日本人スタッフも常駐しています。ベトナムでの事業展開を検討しておられる事業者は先ず弊社にお問い合わせください。
清河ビジネス株式会社のホームページは下記をクリックください(ホームページ上で日本語が選択できますが、まだ編集途中です。ベトナム語のページの方が写真等多く見られます)。
俳優・川崎麻世さん取材、経営情報誌 Company Tank に会社紹介記事を掲載しました
国際情報マネジメント社の経営情報誌 Company Tank (2012年9月号)に弊社の紹介記事を掲載しました。
-> 掲載記事
インタビュアーは俳優の川崎麻世さん。
写真は弊社経営者・澤山の自宅でのツーショットです(版権は国際情報マネジメント社に帰属します)。
クリックで拡大されます。
9月号表紙は、はるやま商事の代表、治山正史氏
高度計装アライアンスグループメンバー 東工・バレックス社との業務提携を開始しました
東工・バレックス社は、ヒッグス粒子の発見などで話題になった欧州原子核研究機構の加速器CERNで使用されているヘリウム冷却用の極低温弁を供給しているバルブメーカーです。また次世代国産ロケットの燃焼制御用特殊バルブを製造しているメーカーでもあり、先端的な技術を有する、典型的な日本のハイテク中堅企業です。
パワープラントや各種研究機関向けの特殊なバルブや上下水道、食品などあらゆる業種で同社の製品は使用されていますが、物理・化学的に過酷な条件の下で使用される化学プラント向けのバルブでも特別なポジションを占めています。汎用品では解決しない難しいアプリケーションにも、タフな要求の先端技術で培われた高度かつフレキシブルな開発力で対応。大手バルブメーカーにOEM供給している耐酸弁や大口径のオールハステロイ・バタフライ弁、ジルコニア弁などを独自設計し、合理的な価格、短納期で供給しています。
また高度計装アライアンスグループの他社との連携を通じて同社のバルブがより高度なアセットマネジメントの対象機器として高い信頼性を発揮できるよう、上位とのインターオペラビリティ確立、CBMや予知保全につながる高度技術の導入などを同社の製品の周辺で実現していきたいと思っています。
難しいアプリケーションや高度計装システム構築には、是非同社の製品をご検討ください。
東工・バレックス社のHPは
「月刊計装」誌、「高度計装アライアンスグループ」紹介記事掲載
「月刊計装」9月号(2012年8月10日発刊)に「高度計装アライアンスグループ」に関する記事が掲載されました。ページ4「multi window」欄をご覧ください。
-> 月刊計装9月号紹介記事
クリックしても開かない場合は以下をクリックください
「高度計装アライアンス」のコンセプトの下、会員企業間では既にモデルケースとしていくつかのアライアンスビジネスが推進されているほか、多くの企業の間でこのスキームへの関心が急速に高まっています。溢れるほど十分な技術リソースがありながら世界標準の新技術の導入の停滞やビジネスのダイナミズムに欠ける日本の製造業の現状を打破するブレークスルーになればと願っています。
*お断り 紹介記事の中のタイトル右脇の社名に入力ミスがあります。また最下段に8月号とありますが9月号です(8月号に掲載予定だったのが編集の都合で9月号にずれ込んだ為、そのままになったと思われます)。
「高度計装アライアンスグループ」推進強化と規約の改定(会費の無料化等)
「高度計装アライアンスグループ」のコンセプトについて、「今までこのような横の連携の必要性は感じていても、それをまとめてゆく仕組みがなかった。このコンセプトはそのブレークスルーとなる画期的なものである。」との共通した多くのコメントをいただいています。
すでに多くの賛同者の方々と実質的なアライアンス事業を進めていますが、さらに普及拡大を図るため、規約の一部を改定しました。主な変更点は以下の通りです。
(1)会費の無料化
気軽に活動に参加していただくため年会費制を廃止し、任意の寄付制を導入いたしました。これは活動を通じてその社会的有用性を認識された方々が、活動のさらなる発展のために寄せていただくご厚意をお受けするものです。
(2)ファンドの設立
会員から寄せられたご寄付は公益的な用途にのみ使用させていただくべく、ファンドとしてプールし、活用してゆきます。ファンドの活用状況についてはフルに開示されます。
詳細は「事業概要」-> 「計装設備エンジニアリング」の中の改定された規約をご覧ください。
「高度計装アライアンスグループ」を結成しました。
化学工業など装置産業のプラント周辺では高度な計装技術やプラントマネジメント技術が次々に登場し、さらにデジタル化の進展と相まって様々な提案がなされています。しかしながらそれらの優れた技術や製品が国内のプラントにおいて十分に普及し、持てるポテンシャルをフルに発揮しているとは言えません。個々の企業や団体はそれぞれの目的を達成するための精力的な活動を行っていますが、単独では効果を発揮し得ない目的事項に対して必ずしも横の連携が十分であるとも言えません。閉塞感のあるこうした状況を打破し、製品やサービスを通じたビジネスの推進と技術の普及を目的として「高度計装アライアンスグループ」を結成しました。
詳細は「事業概要」-> 「計装設備エンジニアリング」の中をご覧ください。