工場高度最適化推進プロジェクトの開始
工場高度最適化推進プロジェクト
高効率生産と高安全オペレーションの実現
先般提案いたしました「プラント近代化アライアンススキーム」の具体的なプロジェクトに着手しました。
前回提案させていただきましたのは以下のような内容でした。
① より安全なプラントへの転換(安全化計装の推進)
② 競争力のある製品を効率よく生産できるプラントへの転換(プラント制御最適化等)
③ 技術伝承を可能にするプラントマネジメントの実現(新しい管理ツールの導入)
④ アセット管理の最適化の推進(プラントアセットマネジメントの高度化推進および普及活動)
⑤ 予知保全によるメンテナンスの最適化の推進(診断技術やデジタル通信技術の導入によるCBMの推進)
⑥ 老朽化したプラントユニットのパッケージ化推進(高度化した延命化)
⑦ その他活動を通じてニーズの高まった新技術の導入
これらの課題の推進により期待される成果は、突き詰めていくと工場サイドの求めるものとして「高効率生産と高安全オペレーションの実現」ではないかと思われます。
そこで手始めに「④ アセット管理の最適化」を中心に据えてプラント内のフィールド機器の最適な管理から「⑤ 予知保全によるメンテナンスの最適化」へと繋げていき、そこから広がる他の項目への展開を図っていきたいと思っています。
この活動の周辺にはビジネス環境上の制約から普及のなかなか進まない優れた要素技術が数多くあり、その普及にも貢献できるものと思っています。あらゆる技術を貪欲に飲み込みながら進めていきたいと思います。
図のオレンジ色の部分は各要素技術(ソリューション)ですが、それぞれに既に担当ベンダーを割り当てています。排他的ではないオープンな仕組みですので、複数のベンダーの参加をお待ちしています。
本取り組みに賛同下さり、積極的に関わって下さるメンバー会社様には
a) プロジェクト毎に参加の打診
b) メンバー間で共有すべき情報の提供
c) 技術資料の公開(秘密保持契約等に基づく弊社での適切な管理が前提)
d) メンバーの交流会等のコミュニケーション機会の提供
e) 技術専門誌等での活動のPR
などを通じ、最大限のビジネスチャンスをご提供いたします。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。