制御弁、配管材などの海外プラント機器輸入と関連エンジニアリング、アライアンス・コンサル、海外展開サポートなどをキービジネスとして、グローバルな活動を展開している総合輸出入、エンジニアリング & コンサルティング会社

アクトスフィア株式会社

ベトナムの工業団地と提携しました。

2013-03-31

ベトナムは国土の面積が32万9241平方キロと日本の国土面積の約87%ですが、山がちな日本に比べ利用可能な面積は広大です。その国土に政府が承認した工業団地だけでも260ヵ所ありますが、工業団地の使い勝手の良さを評価するファクターは様々あり、どの工業団地も同じようなレベルにあるとは言えません。立地条件、リース価格、インフラの質、サポート体制、生産に必要な資材や部品の調達の容易さなど事前に検討しておくべき課題はたくさんあります。

弊社はそういった要素を加味しながら、それぞれ異なる特徴を持った複数の工業団地と日本企業の誘致活動を共同で行うことで合意しました。

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打ち合わせの様子(クリックで拡大)

そのいくつかを紹介します。

< LAI VU Industrial Park>

ベトナム北部ハノイ近郊に位置し、NOI BAI国際空港や北部最大の港のあるHAI PHONGから近く、212ヘクタールの広さがあります(ちなみに滑走路を含む羽田空港全体の敷地面積は1,450ヘクタール)。オーナーはベトナム最大の国営企業Petro Vietnamです。工場立地に必要なインフラはすべて揃っており、すぐにでも工場進出可能です。弊社はこの工業団地専属のコンサルタントとして認定されています。

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日本企業は、日本のディベロッパーが開発し、既に日系企業が進出している工業団地を好まれる傾向がありますが、リース価格が非常に高いため、条件さえ揃っていれば必ずしもそれが唯一の選択肢ではありません。

<CONG HOA Industrial Zone>

LAI VU Industrial Parkからそう遠くない位置に立地しています。この工業団地の運営会社の株式は国営のVietnam Rubber Groupが60%保有しており、総面積は245ヘクタール。開発はこれからですが、リース面積等のフレキシビリティが高く、低価格でリースできます。ASEAN屈指のゴルフ場に隣接し、これから大きな可能性を秘めた工業団地です。弊社はこの工業団地とも独占コンサル契約を結んでいます。

 また既に住友電工およびそのグループ会社が入居している北部のDAI AN(大安) Industrial Zoneやベトナム南中部のリゾート地ニャチャン近郊のSUOI DAU Industrial Park、ホーチミン市近郊のNHUT CHANH Industrial Parkとも日本企業誘致のサポートコンサルで合意しています。

 上記以外の工業団地へのアプローチも可能ですので、詳細はお問い合わせください。